新エネ車産業の急成長に伴い、上海市初の水力発電・燃料電池産業団地を建設

新エネ車産業の急成長に伴い、上海市初の水力発電・燃料電池産業団地を建設

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yicaiglobal
Thu, 02/08/2018 - 10:13
新エネ車産業の急成長に伴い、上海市初の水力発電・燃料電池産業団地を建設

(Yicai Global) Feb. 8 -- インターネット報道機関の「Shanghai Observer」によると、上海市初となる水素エネルギー・燃料電池産業団地の建設が同市嘉定区で始まったという。技術系最大手企業など多くの企業が国内の新エネ車(NEV)産業に進出しており、同市はその急速な発展をうけ、産業団地の建設に踏み切ったとのこと。

産業団地の建設は2つの段階から成る。第1段階で電力システムや重要部品を研究開発するプラットフォームを構築し、続く第2段階で燃料電池車(FCV)の運転整備を行う機関や水素エネルギー産業の公共サービスプラットフォームを確立するという。

産業団地内に設置予定の研究開発プラットフォームでは、燃料電池スタック、水素供給装置、補助装置など燃料電池の重要部品も開発される予定。

公共サービスプラットフォームでは、水素ステーションや燃料電池の公共試験プラットフォームが開設される。団地内には、毎日200台以上のFCVが走行するのに必要な1日あたり1,000キロの水素エネルギーを供給する中国国内最大の水素ステーションが設置される。試験プラットフォームでは、極端な温度条件や高地における燃料電池システムの信頼性や持続性、耐性に関する試験が行われるという。

産業団地は水素エネルギーの開発に注力し、総合的な産業チェーンを形成すべく、動力系統メーカーやFCVの重要部品メーカー、水素エネルギー産業のその他関連企業を誘致する計画だという。それにより、2025年までに100億人民元(16億米ドル)の生産高を上げる狙いだ。

燃料電池の技術は加速性能や長距離走行を実現でき、従来の動力技術を巨大市場に成長させる可能性をもつNEV技術と考えられている。

昨年9月に上海市が発表したFCV開発計画によると、同市のFCV産業チェーンは2020年までに150億人民元以上、2025年までに1,000億人民元、そして2030年までに3,000億人民元以上の年間生産高を予測しているという。

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