フォックスコン、5GおよびIoTの資金調達に向け中国本土での上場を模索

フォックスコン、5GおよびIoTの資金調達に向け中国本土での上場を模索

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yicaiglobal
Tue, 02/13/2018 - 10:43
フォックスコン、5GおよびIoTの資金調達に向け中国本土での上場を模索

(Yicai Global) Feb. 12 -- 世界最大の電子機器受託生産メーカーであり、フォックスコンとして良く知られる鴻海精密工業は、グループ内初の中国本土での上場を実現するため、上海証券取引所に同社の1事業部門を上場することを計画している。

中国証券監督管理委員会がインターネットで公開した目論見書によると、フォックスコン・インダストリアル・インターネットは、新規株式公開(IPO)によって270億人民元(43億米ドル)を上回る資金の調達を計画中である。同社はインターネット上での産業プラットフォームの構築と5GおよびIoTソリューションの提供に資金を利用する。

今回の動きは、中国が5G技術のロールアウトに本格的に取り組み始めたのを受けている。先月、中華人共和国工業情報化部は、「今年度末までにSGセクターの主要セグメントが『商業化の前段階』に入る予定である」と発表した。中国政府は2020年までに(システムの)大規模な試験と本格的な商業的展開を目指す。

鴻海自体はすでに上場しており、2005年にケイマン諸島で法人登録された香港証券取引所上場企業FIHモバイル所有している

目論見書によると、昨年フォックスコン・インダストリアル・インターネットは約3,550億人民元の総収益のうち160億人民元を超える収益を上げた。同社の従業員数は269,000人を数えるが、鴻海精密工業会長のテリー・ゴウ氏は経営陣に含まれない。経営チームには、元モトローラ中国会長および元マイクロソフト中国ゼネラルマネージャーのティム・チェン氏、中国ヒューレット・パッカードの前会長であるロバート・マオ氏らを含む中国のコンピュータ業界出身者が名目上の役員として名を連ねている。

フォックスコンは主多岐にわたる電子部品の設計、開発および製造に携わり、知名度の高い顧客企業製品を提供している。また、同社の事業はコミュニケーション・ネットワーク機器、クラウドサービス機器および精機という3つの中核部門に分かれている。

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