PUBGへの関心が高まるなか、中国のゲームチートの闇市場が活況を呈する

PUBGへの関心が高まるなか、中国のゲームチートの闇市場が活況を呈する

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yicaiglobal
Fri, 02/23/2018 - 09:48
PUBGへの関心が高まるなか、中国のゲームチートの闇市場が活況を呈する

(Yicai Global) Feb. 23 -- 年初来、中国国内のゲーマーの間で、Bluehole StudioPlayerUnknown's Battlegroundsなどのオンラインバトルロイヤルゲームに大きな関心が集まるなか、中国におけるゲームのチートおよびハッキングの闇市場は狂乱状態に陥っている。

ゲームのチート行為対策大手のBattlEye Innovationsの報告書によると、先月、非常に人気の高いゲームのユーザーが100万人以上出入禁止(BAN)処分を受け、この1月のBAN件数は20171年間のBAN件数(150万人)の3分の2に相当するという。

PUBGのサードパーティモバイル版のリリース直後、オンラインバトルゲームへの関心が最近数カ月間で急騰した。今月初め、テンセントはBlueholeと共同で独自バージョンのゲームをリリースし、このゲームはすぐにiOS App Storeランキングのトップに躍り出た。

プレイヤーはサインアップして、ビデオゲームのボットやハッキングを使用し、スクリプトを修正して競合者よりも優位に立つためにソフトウェアを使用できる。世界的な分野で社会悪とみなされるゲームのハッキングビジネスは、ゲームの開発会社と販売会社が不正行為を断ち切る努力を続けているにもかかわらず、かなりの規模の闇市場に成長している。

中国のインスタントメッセージアプリQQ上でハッカーを少し検索しただけでも、4,500人以上のメンバーを擁するグループ最大6件の結果が表示される。Yicai Global記者はその中でも最大のグループに参加しようと試みたが、需要が高いため、別のグループに割り当てられた。メンバーはグループ内に自分たちではメッセージを投稿することができず、ゲームハッキング・プラグインを購入するためのカスタマーサービスエージェントのリンク先を通知される。

エージェントはこの分野の仲介者として機能し、それぞれの総代理店がハッキングツールの複数の再販業者を管理している。カスタマーサービス担当者は募集広告も掲載し、ユーザーは588人民元を支払ってそれに応募できる。あるエージェントが記者に語ったところによると、「588人民元の手数料はいわば授業料で、私たちはワンストップサービスの提供の仕方を教える。唯一の要件は、PUBGの遊び方やハッキング方法を知っている必要があるということだけだ」という。

エージェントの収入は「どれだけ熱心に働くかによる」という。「自分はツールを安い値段で売るが、買い手はそれを好きなだけ高い値段で再販できる。自分は1日に4,000人民元を稼ぐが、1週間前に募集したあるエージェントの稼ぎは1日に400人民元くらい」と先述のエージェント。

大手ゲーム開発会社は、チートプラグイン市場が引き起こした新たな脅威に直面し、以前にも増してチートを検出する努力を続けてきた。ソーシャルメディアグループから最新のチートやハッキング情報を入手し、それに応じて検出プログラムをアップグレードするために社員を密かに潜入させる開発会社さえある。チートプラグインメーカーは取り締まりに対抗するためにソフトウェアを絶えずアップグレードしている。

「不正行為との戦いは続いており、ほぼ終わりのないプロセスです。人気のゲームにはどれも、マルウェアでハッキングしようとする闇ビジネスが存在します。ゲームがプレイヤーに個人的な名声と利益をもたらす限り、ゲームボットを利用して、不正をしてでも自分の目標を達成しようという誘惑に駆られるプレイヤーもいるでしょう」と、テンセントのゲームセキュリティチーム代表者は語った。

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