中国本土投資家ら、香港株式市場の大幅下落を受けて株式を爆買い

中国本土投資家ら、香港株式市場の大幅下落を受けて株式を爆買い

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yicaiglobal
Thu, 02/08/2018 - 09:49
中国本土投資家ら、香港株式市場の大幅下落を受けて株式を爆買い

(Yicai Global) Feb. 8 -- 昨日、米国株の暴落の余波を受けて香港株式市場が大幅な下落を記録した後、中国本土の投資家らは香港の証券取引所と深センと上海の株式市場を結ぶ株式接続プログラムを通じて価格が暴落した株式を競って買い漁った。ボラティリティに対するヘッジとして一番人気があった銘柄はHSBCホールディングスであった。

本土の投資家らは接続プログラムを通じて香港の上場企業に13億米ドルを投資した。これは201411月の上海、201612月の深センとの接続プログラム開通から2番目に高いインバウンド取引高記録である。25日、HSBCホールディングス[HKG:0005]の買い注文は157,000万香港ドルに達し、それに加えて上海からも35億香港ドルの買い注文があった。中国の金融各社も胃が締め付けられるような動向から避難を求める投資家らを惹きつけた。

昨日、香港株式市場の深刻な下落を受けて、中華人民共和国香港特別行政区のキャリー・ラム行政長官は投資家にリスクについて警告する公開声明を発表する事態となった。香港の株式の暴落は主に先月持ち直し過ぎた結果であり、今月一杯は価格修正が継続するというのが市場の内部関係者の一致した見方となっている。

ハンセン指数は昨日、日中に過去最大級の大幅安30,578ポイントを記録した後、前日比5.12パーセント下落の30,595.42ポイントで引けた。本日は、1パーセント未満の下落にとどまり、30,323.20ポイントで取引を終えた。

昨日、香港証券取引所で最も活発な動きを見せた10の銘柄の中には、いくつかの金融株がランクインしていた。中国工商銀行[HKG:1398]、中国建設銀行[HKG:0939]、中国銀行[HKG:3988]および中国平安保険 [HKG:2318]各社の純本流入額はそれぞれ57,100万香港ドル、32,400万香港ドル、59,600万香港ドル、55,800万香港ドルに上った。25日にもこれらの銘柄はすべて上昇し、市場全体が停滞を見せる中で株価は安定していた。

昨日大幅安を記録した銘柄の中には、テンセント[HKG:0700]7パーセント減)や、香港証券取引所[HKG:0388]6.8パーセント)などの大型株も見られる。技術系大手企業テンセントは本日、1.17パーセント上昇した。

中国本土からの投資は香港の災難のための万能薬ではなく、資金の流入は香港の株価がさらに下がらないことを保証するものではない。市場は複数の要因の影響を受けるものであり、本土の投資家はその1つにすぎない。そうはいうものの、キングストン・ファイナンシャル・グループの調査部門マネージングディレクターのディッキー・ワン氏は、長期的にみて、本土投資家の支持が香港市場に大きなメリットをもたらすであろうと指摘している。

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