中国、初の海上からの人工衛星打ち上げを計画

中国、初の海上からの人工衛星打ち上げを計画

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yicaiglobal
Fri, 03/02/2018 - 11:26
中国、初の海上からの人工衛星打ち上げを計画

(Yicai Global) March 2 -- 航空宇宙の上級高官によれば、中国は、今年後半に、固定燃料打ち上げロケット長征11号(Long March-11)を使用し、初の人工衛星の海上打ち上げの準備を進めているという。

中国は、今年中に5回の長征の打ち上げを実施し、うち4回は地上から、1回は海上から実施される、と中国の宇宙プログラムの主要な受託会社である中国航天科技集団公司(China Aerospace Science and Technology Corp)で長征11号プロジェクトの最高司令官を務める、Yang Yiqiang氏は述べた。

Yang氏によれば、「海上打ち上げは、赤道付近から低軌道傾斜角の人工衛星を打ち上げる必要性の高まりに対応しており、ロケットの順応性を改善する」という。長征11号は、低コストで強力な高速反応能力を提供しているため、商業宇宙セクターにおいて競争力の高いサービスを提供できる、と同氏は付け加えた。

中国は、1956年に近代的な打ち上げロケットの開発を開始し、長征は中国において人工衛星を軌道に乗せるための主要な媒体となった。中国は、宇宙ステーションや、月の裏側および火星への宇宙飛行など、宇宙への大いなる野望を抱いている。中国の習近平国家主席は、宇宙プログラムに従事する科学者とエンジニアに対し、「中国全体の成長と人類の幸福により大きく貢献するように、戦略的機会を捕え、革新を続ける」ように要求した。

赤道からの打ち上げは、燃料効率が良く低コストだが、波動運動と高温に耐えうる、より安定したロケットが必要となる。できるだけ赤道近くで打ち上げるためには、宇宙局は、海上を目指すしかない。中国は、4つの打ち上げ基地を有しており、うち、最も南方に位置するのは、島々で構成される海南省の文昌市に存在するものである

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