中国のIT大手バイドゥとToutiao、激しい紛争の過中に互いを告訴

中国のIT大手バイドゥとToutiao、激しい紛争の過中に互いを告訴

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yicaiglobal
Wed, 02/07/2018 - 10:59
中国のIT大手バイドゥとToutiao、激しい紛争の過中に互いを告訴

(Yicai Global) Feb. 7 -- 中国のテクノロジー大手バイドゥ[NASDAQ:BIDU]とニュースアグリゲーターサイトToutiao.comの運営会社である北京バイトダンステクノロジーとの間の紛争は昨日、互いをさらに非難し合うなどさらに悪化を見せた。バイドゥとToutiaoは共謀しているとして微博ユーザーが名誉棄損訴訟を起こしたことで、このIT企業2社間の紛争は膠着状態に陥っている。

オンラインポータルSina.comが昨日伝えたところによると、最近バイドゥは北京市海淀区人民法院に元調査ジャーナリスト、ルオ・シャンピン氏に対する訴訟を起こしたという。バイドゥはシャンピン氏が同社の名誉を棄損したとして、直ちに関連する侵害情報を削除し、公式に謝罪し、総額500万人民元(795,000米ドル)に上る損害を賠償することを求めている。

紛争は123日、Sinaが所有する中国のマイクロブログプラットフォーム、微博のルオ・シャンピン氏のアカウントで、バイドゥがToutiaoと「戦い」また「広報活動を通してこれに鉄槌を下す」ため、コンテンツエコロジーマーケティング部門および事業部を設立したと主張したことに遡る。この主張に加え、シャンピン氏はメッセージアプリWeChatで交わされたとするチャットのスクリーンショットを投稿した。チャットには件のバイドゥの事業部のToutiaoに対する任務と性質の詳細が語られている。この投稿は多数のネチズンの間で共有され懸念を呼んだ。

これを受け、Toutiaoはバイドゥを「ならず者的な広報活動を行った」と非難し、競争の公平さがゆがめられているとして人民法院に提訴した。

バイドゥはそうした事業部の存在を否定し、またいわゆるコンテンツエコロジーマーケティング部門は他社を弾圧するというよりはむしろバイドゥアプリのマーケティングのためのものであると釈明した。バイドゥは2本の長い記事を同社の広報活動用の公式WeChatアカウントを通じて発表し、Toutiaoを批判した。

バイドゥは、シャンピン氏が、バイドゥがToutiaoに反撃するためのオフィスを設立したとの話をでっちあげ、根拠として未確認のWeChatのチャット情報をソーシャルメディア上で流布し、バイドゥの信頼性と社会的イメージを著しく損なったと主張し、同氏に対する訴訟を起こした。

しかし、訴訟の対象は個人であるシャンピン氏ではあるものの、バイドゥはToutiaoを名指ししている。ルオ・シャンピン氏はメディアプラットフォームLanmeih.comの調査担当兼スポンサーであり、またこのメディアプラットフォームの中心的アカウント、つまりAI lanmeihlanmeihjizhezhanは共にルオ氏の主張を掲載している。

バイドゥはLanmeih.comToutiaoの有利になるよう、公平さを欠く行為をしたと非難し、2社間に協力関係があるのではないかとほのめかしている。海淀区人民法院は訴えを受理し後日審理を行う予定である。

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