中国の基礎的R&D投資額が過去5年間で倍増と、科学技術省が発表

中国の基礎的R&D投資額が過去5年間で倍増と、科学技術省が発表

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yicaiglobal
Tue, 02/13/2018 - 10:29
中国の基礎的R&D投資額が過去5年間で倍増と、科学技術省が発表

(Yicai Global) Feb. 13 -- 政府の基礎的な研究開発投資額は経済の発展に伴い日々増大しているが、国のシェアは依然として相対的に高く、一方で企業や社会的機関のシェアは引き続き低い。

この発表は、中国の科学技術省のリソース配分事務局責任者であるZhang Xiaoyuan氏が、現在の中国の科学技術投資の状況に関する昨日の記者会見で行ったものである。

2016年の投資金額は820億元(130億米ドル)で、2011年の411億元から増大している。しかしながら国のシェアは90%以上だと、昨年の金額には触れずにZhang 氏はコメントしている。

基礎的研究開発投資に占める中国の国家支出の比率は、経済協力開発機構に属する先進諸国の基本的な水準である約20%に到達している、とZhang 氏は述べている。

政府が行うR&D投資は2つの形態をとる。一つは研究開発機関と大学への直接的な予算配分で、それぞれの将来の科学開発計画に応じたものであり、もう一つは資金付与のガイドラインを政府が発表し、各機関が競うプロジェクトベースのものである。

2つの間の比率は11だと、Zhang氏は説明している。

研究開発投資への国の投資額は拡大しているが、地方政府や企業も同様に投資額を拡大すべきだとZhang氏は主張している。中国はすでに、大型プロジェクトの基礎的R&D投資拡大の可能性を調査し、企業と地方政府に対して積極的取組みを奨励している。それらは非常に成功しているので、その経験が広められるべきである。

中国国内の慈善活動は近年急速に拡大して、教育やヘルスケアに関する寄付金額は比較的大きい。しかし、基礎的研究部門向けは乏しいので、国は寄付者に対してR&Dにより多くの金額を振り向けるよう奨励すべきである。

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