中国の外貨準備高、12ヶ月間連続で増加し、3兆1,600億米ドルに達する

中国の外貨準備高、12ヶ月間連続で増加し、3兆1,600億米ドルに達する

Author:
Source:
yicaiglobal
Mon, 02/12/2018 - 09:47
中国の外貨準備高、12ヶ月間連続で増加し、3兆1,600億米ドルに達する

(Yicai Global) Feb. 8 -- 中国の中央銀行である中国人民銀行が発表したデータによると、先月の中国の外貨準備高は3兆米ドルのベンチマークを継続的に上回った。世界第2位の経済大国の外貨準備高は12ヶ月間連続で増加し、20169月以来の過去最高額を更新した。

中国人民銀行によると、前月末時点で中国の外貨準備高は総計31,600億米ドルに達し、先月比で215億米ドル増加した。先月の中国の国境を越えた資本の移動および中国と外国事業体の資本取引は概ね安定した状態を保った。

中国国家外貨管理局(SAFE)の担当者によると、世界の金融市場の中で、他の主要通貨に対するドル安傾向と資産価格の変動が原因で中国の外貨準備高が増加しているという。

続けて担当者は、「先を見据えると、産業構造の転換や改善が加速しており、経済の基礎的条件の上昇傾向が続くと予想される」とも述べた。中国と外国経済および国内と世界の金融市場の現状を鑑みると、世界第2の経済大国の外貨準備高は今後も安定した状態が続くとみられる。

近頃発表された中国人民銀行の声明は、中国の外国為替市場の規制撤廃や自由化が今後もますます進んでいく前兆として解釈されている。中国人民銀行は今年の中央経済工作会議開催後の報道発表で、「為替レートを決定する上で、より重要な役割を市場に与えていく」ことを明らかにし、通貨設定政策の方向転換を示唆した。招商銀行のアナリスト、ワン・ザオ氏は、「これは政策立案者が為替レートに関する指導を与える頻度が低くなることを意味する」との見解を述べた。

SAFE局長のパン・ゴンシェン氏は、「国境を越えた資本移動が均衡の取れたレベルに復帰するにしたがって、中国はマクロ・プルーデンスな政策を段階的に廃止し、より中立的な政策へと移行しつつある」と論説に発表した。将来的には中国と外国の双方向の資本移動が慣例化され、全体的に安定した状態が維持される。次の段階では、貿易と投資の自由化および促進のための政策が進められるだろう。

keywords

外貨準備高
yicaiglobal