中国の鉄道警察、犯罪者逮捕のためにAI支援付き眼鏡を装着

中国の鉄道警察、犯罪者逮捕のためにAI支援付き眼鏡を装着

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yicaiglobal
Mon, 02/12/2018 - 12:09
中国の鉄道警察、犯罪者逮捕のためにAI支援付き眼鏡を装着

(Yicai Global) Feb. 9 -- 中国の春節による移動の時期に入った現在、鄭州市の鉄道警察は、逃亡者や他人の身分証明書を使用した旅行者を捕えるため、市の東部にある駅の4カ所の出入り口において、中国で初めて顔認識システムを備えた眼鏡を装着した、とオンライン・メディアであるthe Paperは昨日伝えた。

この眼鏡は、ミリ秒単位の速さで顔を認識することが可能で、数億人の人々が旅するこの休暇期間において、鉄道警察のストレス緩和に一役買うことができる。既に、鄭州市警察は、人身売買やひき逃げなどの重大犯罪に関与したとされる7名の逃亡者、および他人の身分証明書を使用していた26名の旅行者を逮捕している。

この眼鏡を開発したのは、Beijing LLVision Technology Co.だ。試験において、この眼鏡は10,000名のデータベースの中から100ミリ秒で対象者を識別することに成功したが、環境による干渉によって、実用的にはもう少し長くかかるかもしれない、とLLVisionの創立者であるWu Fei氏は述べた。

近年の中国によるセキュリティ分野での知能技術の導入は、世界的に注目を集めている。スカイネット(天網)構想の下、中国は17,000万台の監視カメラを配備しており、その過半数に顔認証と人物身元確認書類照合システムを備えている。昨年終盤において、BBCのレポーターが、貴陽市警察の協力を得てスカイネット・システムの効率性をテストした。このレポーターが自撮り写真をクラウド・プラットフォームにアップロードしてから駅で「逮捕」されるまで、所要時間はわずかに7分だった。

従来の固定監視カメラと比較し、ポータブルな顔認識眼鏡は、プライバシーの侵害の脅威ともなり、そのためLLVisionはこの製品をまだ個人向けに販売していない、と同社は述べている。

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